THE BOYS ARE BACK IN TOWN
ELLEGARDENとの思い出なんてなにもないと思っていた。
そんな私が復活ライブを観に行くなんて恐れ多くてとても申し訳なくて、昔から待っていた人たちに行かせてあげるべきなんじゃないかって本気で思っていた。
でも「自分の好きを貫けばいい」って背中を押してもらって観に行く勇気が出た。
「No.13」のイントロが鳴り響いた瞬間、私の頭の中にある記憶が蘇った。
初めてエルレのライブ映像を観たとき、画面の中の4人があまりにもかっこよくて眩しくて、どうして自分は今まで知らなかったんだろう、もうこの頃の彼らを見ることはできないんだと感じたときのなんとも言えない悔しさでいっぱいの感情。
あのとき何度も聴いた「No.13」が目の前で演奏されている。画面の中の世界、イヤホンの中の世界でしか知らなかったELLEGARDENが目の前にいる。あのときの悔しさが一気に報われるような気がした。涙が止まらなかった。
思い出なんてないと思っていた私にも、ちゃんと思い出があった。
初めて観るはずなのに不思議となんだか懐かしくて、どの曲を聴いてもELLEGARDENとここにいる1人1人のための曲にしか聴こえなくて、いつか一緒に歌うのが夢だった「Make A Wish」の大合唱には涙で声が詰まって、それでも歌って
一生忘れられない日になりました。
どんなに出会うのが遅くても、ちゃんと彼らを見つけて出会うことができた自分を褒めてあげようと思います。
同じ時代に生きられてよかった。
復活おめでとう
2018年8月15日